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東松島市あおい農園の取り組み

令和4年10月22日(土)

災害集団移転地宮城県東松島市あおい地区が取り組んでいる「あおい農園」の親子さつま芋収穫祭のお手伝いに今年も行きました。「あおい農園」は、高齢者が自分たちで耕し作物を作り、販売するという取組です。

あおい地区でのこの活動は今年で4年目です。今回も弊団体の復興支援アイドル「みちのく仙台ORI☆姫隊」復興支援プロジェクトの一環でお手伝いしてきました。

今年は、神戸大学や東北大学の学生さんが卒業研究であおい地区の取材に来ており参加していました。

おなじみのあおいの住民ファミリーも参加です。ちびっこたちも赤ちゃんも会うたびに大きくすくすく成長していますね。



あおい地区のお父さんたちのご指導の下、たくさん掘れました。



昨年もやりましたから、少し上手になったかな。

紅はるかと紅あづまの2種類です。


おっきくなったね~

あおい地区のみなさんはいつも笑顔です


あおい地区連合会長の小野竹一さん


70歳以上の見守り対象者に該当する高齢者の中にも、元気で見守りなど不要だと言う住民もいらしゃいます。そのような人は、「あおい農園」のメンバーに登録させるように地区会では進めているとのこと。


現在、農園地は1,030平方メートルと690平方メートルの2カ所の計約1,600㎡を津波被害集団移転地の元地を市から無償で借りています。登録者は現在40名ほどで、実働メンバーは30名程。作物はさつま芋と枝豆です。枝豆もとても美味しいです。試行錯誤で開始から3年の一昨年2020年の売り上げは、30万円を超えました。元手回収までは行っていないとのことですが、高齢者たちがあおい農園の売り上げで、将来あおいの子どもたちをディズニーランドに連れていくという素晴らしい構想を持っています。また10月早々に収穫した第一弾の作物は、震災後から交流のある埼玉県東松山市に、毎年お届けする活動を行っています。


社会と関われることで、高齢者がより健康で元気になり、閉じこもることがないような場所と機会づくりは、避難所、仮設住宅、そして現在の住まいという幾度とない環境移行で、負担を強いられた高齢者たちの、生きがいと健康づくりの一助になると思われます。素晴らしい取り組みです。



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