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震災伝承バスツアー「ORI☆姫隊と行く!まるごと石巻旅」その1

令和4年6月10日伝承バスツアーを幣法人JASIAにて主催しました。

コロナ禍でしたが、予防に配慮しながらの決行でした。

JASIA企画の伝承バスツアーは2016年以来の6年振りです。

宮城県石巻市を中心に、ORI☆姫隊結成11年の間にご縁を深めたゆかりのある場所へ訪問するという日帰りツアーです。震災から10年が経過した石巻の次の復興事業のフェーズは、観光事業です。私たちは震災の記憶が形として残された数々の遺構や、伝承館、さらには食や名所を巡って、石巻の魅力を余すことなく紹介し観光を盛り上げるお手伝いをさせて頂いています。


このツアーPR動画がYouTubeにアップされていますので、ぜひご覧ください。

[ORI☆姫隊と行く!まるごと石巻旅」

今回アテンドさせて頂きましたお客様は、「仙台市宮城野区高砂第一地区民児協会」様約30名です。

私は、このプロジェクトを企画・統括し、お客様を動員させて頂き、代表アテンドとして同乗致しました。そしてこのツアーの冠にも掲げております、震災復興支援アイドルみちのく仙台ORI☆姫隊メンバーからはMIHO(大学1)、SEIKA(大学1)、MIKI(小学6)の3名が同行しました。訪問する場所はこれまで何度もボランティア活動で伺った地域ですので、ORI☆姫隊の案内は全く問題ありません。みなさんが視察しやすいように頑張ってアテンドしておりました。そして大型観光バスは、ツアー催行会社として宮交観光サービス様のバスをチャーターしました。


↑こちらはツアーパンフの表面です。

石巻駅に飾られている石ノ森章太郎作品キャラクターをシンボルにデザインしました。

↑ツアーの注意事項や、訪問地の案内をします。

総勢40名のツアーです。

↑ORI☆姫隊の自己紹介や、次に伺う訪問地の紹介






1つ目の訪問地は、

「石巻魚市場」さんです。

(宮城県石巻市魚町2丁目14番地 TEL:0225-23-1121)

宮城県内最大の、国内有数の処理能力を持つ市場です。

東日本大震災により、東洋一を誇っていた水揚棟(654m)が完全に崩壊しましたが、新時代に相応しい高度衛生管理型の産地卸売市場のモデルとして水産庁の強力なリーダーシップのもと建設が推進され、全長876mの閉鎖式水揚棟が完成し、平成27年9月1日に供用開始されました。


↑この約900mの水揚棟はギネスに登録されています。

案内をするORI☆姫隊

朝の競りは5時~7時半頃までで終了です

ご案内は、ミノリフーズ㈱の渋田大典専務です。

熱心にお話に聞き入るみなさん。

石巻魚市場での集合写真

管理事務所会議室では、魚市場が震災で被災してから復興していく過程を動画で視聴しました。

ご案内は箕浦哲也所長さんにお世話になりました。

今回のツアーに際し、ミノリフーズ㈱の秋月純市代表取締役会長より

「金華サバの炊き込みご飯」をご提供頂きました。

ありがとうございました。

ツアー後のアンケート調査では、「とても美味しかった」との感想を頂きました。

箕浦事務局長、渋谷専務と奥様には大変お世話になりました。


バスの中では金華サバの試食会を!




2つめの訪問先は、

石巻魚市場からバスで15分程度行ったところの

「石巻市震災遺構門脇小学校」

「MEET門脇」

「みやぎ東日本大震災津波伝承館」です


ご案内は公益社団法人3.11みらいサポート様です。

「津波伝承AR」アプリを使用して案内して頂きました。

後ろは震災遺構門脇小学校

今年の4月に遺構として公開されました。

門脇小学校には1.8mの津波が襲いました。

児童と教職員が裏手の日和山へ避難した後、地域住民が次々に学校へ避難して来たため教頭をはじめとする教職員4名が学校に残り、3階の窓から裏山にはしごをかけて住民の脱出を援助しました。

門脇小学校校舎と裏手の日和山の一角が津波の吹き溜まり場となって、流木や車が集まりガソリンが引火して3日間燃え続けました。


アプリの使い方を説明するORI☆姫隊リーダーのMIHO


実際に子どもたちが避難した裏山(日和山)の高台避難所に登ります。

学校横の通路から道なりに600mほど行ったところにある、標高40m以上ある山です。

ツアーのお客様から「高い、登れない」という声が出ましたが

この避難によって子ども達の命は守られました。



「MEET門脇」の中には、たくさんの展示物があります。



中でも子ども達への震災伝承を目的としたシステムを考案されており、

大人も分かりやすく防災・減災を学ぶことができます。


MEET門脇さんでは、石巻の名産品を販売しています。

お土産はここでお買い物。

ORI☆姫隊のおすすめはやっぱりこれ「金華サバの缶詰」




続いての訪問先は、

お隣にある「津波伝承館」へご案内しました。

こちらも昨年オープンしました。

入館料は無料です。




このガラス張りの建物の、ガラスの高さは実際にこの地域を襲った津波の高さを再現しています。

ワンタッチで語り部さんの動画をみて

被災体験のお話を聴くことができます。

ORI☆姫隊がお世話になっている

被災地のたくさんの語り部さんの動画がアップされています。


またお時間に余裕のある方は

シアターで映像を観ることができます。

動画では震災伝承についての学びが

ダイレクトに伝わってきて分かりやすいかもしれません。




語りべガイドは、公益社団法人3.11みらいサポートの中川政治専務理事と、藤間さんでした。

お疲れ様でした。


3.11みらいサポートさんのHPでは、語りべツアーの案内をアップしています。

ご希望のツアーをセレクトしてご予約お申込みください。



震災直後、掲げられた「がんばろう!石巻」の看板です。

そして今、津波伝承館の公園に掲げられた「がんばろう!石巻」の看板の前で記念撮影をしました。

今年3月11日の追悼式典には、この看板の前で、歌手の長渕剛さんが熱唱されました。





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